シネマッドカフェ

2013年8月の過去の記事

新・午前十時の映画祭 「ローマの休日」

新・午前十時の映画祭只今「ローマの休日」(東宝楽天地シネマ、8/23まで)を上映しております。名作と呼ばれる作品群の中で「ローマの休日」ほどこれまで多くリバイバルされた映画も少ないです。リバイバルすれば必ず足を運ばれるA・へプバーンのファンもいらっしゃるとか。この映画を一度見たらまた見たくなる映画、そんな稀有な映画です。ところが夏休みに上京してきた妹の娘たちはまだ一度も見た事がないという。そこで家族皆で見に行く事になりました。二人は一人が中学2年生、もう一人は高校3年生です。多感なお年頃です。見終わった後、とても感激したらしく二人とも観た感想も言えない状態でした。素晴らしい映画に出会った時に誰もが経験する事ですが、二人は次第に饒舌になってゆきました。「ハッピーエンドになるかと思った」と一方が言えば、もう一方が「この時代の日本映画は古臭く感じる事もあるけど、この映画は全然そんなところがなかった。」などなど。いずれこの娘っ子たちも大人になり、今日、この日を振り返って「ローマの休日」をあの時、観たという回顧と、「ローマの休日」の良さを今以上に語れるようになっている事でしょう。

物語については今更申し上げることはないと思いますが、非現実的な話でありながら、実に観る人を清々しい気持ちにさせてくれる映画です。楽しく、愉快に展開してゆきホロっとさせる。約2時間(118分)の映画が時間を感じさせないむしろ短くも感じる映画。それは世界の映画監督の中の監督、巨匠の名にふさわしいウイリアム・ワイラーの手腕によるもの。ラスト、人間と人間の信頼関係を築き上げてこの淡い恋物語は幕を閉じます。見事なラストシーンでした。A・ヘプバーンは不滅です。

映画の後はコーヒーブレイク。シネマッドカフェでは店内アラン・ドロンVSJ・Pベルモンドと題してポスターを飾っています。お友達と映画の余韻にひたりながら、美味しいコーヒーを是非召し上がってください。

ご来店をお待ちいたしております。

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店内ポスター展示 アラン・ドロンVSジャン・P・ベルモンド

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